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ついにアルメニア8 [ア−トとの遭遇]

きのう続きが書き込めなかったので今日はとっても長いかも。
さて、ゲガルド修道院からさらにバスは走り、切り立つ岩の中の道を走る走る…。ようやく止まって昼食と言うことになりました。はて、こんなところにレストランなんてあるのか?事情が呑み込めない日本人達、陽気に盛り上がるアルメニア人たちの後に続くと岩山には洞窟が!
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この洞窟の道を隔てて向かい側はこんなふう。すんごい岩場でしょ。つくづくアルメニアって石の国なんだなって思う風景です。
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アルメニア人たちが陽気に乗り込んだ洞窟はピクニックができる場所。洒落た鉄柵で囲われています。
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洞窟の中は結構広く、テーブルや椅子があり、アルメニア人たちは持参してきた色々なパン、チーズ、ハム、ワイン、果物を手際よく用意し始めます。あっけにとられる日本人達。アルメニア人はピクニックが大好きなので、みんなで出かけるときはそれぞれが分担して食べ物などを用意するのだそうです。
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洞窟の外では天幕を張ってピクニックを楽しんでいたグループがバーベキューをしていました。串刺しで焼いた肉や野菜を、壺のような窯に木の枝と共に入れて蓋をして燻製にしていました。私たちが興味深そうに見ていたら蓋をずらして中を見せてくれました。
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お腹もいっぱいになった私たちと陽気なアルメニア人たちを乗せてバスはさらに走り、夕方近くにロープウエーの駅に到着。このロープウエーはギネス認定の世界一の長さを誇ります。時間が迫っていて車体を撮影し損ねました。はるか遠くの終着点を目指し、ゆらゆらと進みます。
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とーーっても下の方に村が見えます。山すら目の下です。鳥になった気分。
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終着点にはタテフ修道院が。湿気を含んだ空気でちょっと霞んでみえます。
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ふう、やっと昨日書いておきたかった地点までが済みました。まだまだ続きますのでお疲れの方は一息入れて下さい。
で、タテフ修道院に入ってみましたとも!タテフ修道院は9世紀に建てられたのだそうです。単なる宗教施設ではなく「大学」と言った面もあったそうです。たくさんの学僧たちが生活していた施設が残っていました。
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図書館だった部屋。
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食堂と厨房の前にあるホール。パラジャーノフの映画に出てきそうです。
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中にはこんな長いテーブルが。
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帰りのロープウエーの時間が迫るので名残が惜しいけど…。この建物の裏手に山の水が湧きだしている泉があり、アルメニア人が「この水はとてもおいしいよ」と飲んで見せたので、私ともう一人の日本人が水を飲んでみました。冷たくておいしい!……しかし私は平気だったのに飲んだもう一人は後日水アタリをして体調を崩してしまいました。私は平気だったんだけどなぁ…。
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ロープウエーの麓はレストラン。アルメニア人の何人かはここで休憩していました。アーミージャケットを着たおじさんから「どこから来たの?」と聞かれたことをきっかけにちょっと会話をしたら彼はアメリカに住んでいるアルメニア人でした。ここに限らずアジア系の外国人をめったに見ない国のせいかアルメニア人によく話しかけられました。皆さん私たちを見ると一様に「パンダちゃんだ~!見ちゃった~わーい!」って感じでとっても嬉しそうです。パンダ(私たち)としてもこんなに喜んでいただけると嬉しいですよ。
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ゴリスの街で一泊してこの日は6000年前のワイン醸造施設の遺跡を目指します。ゴリスは洞窟都市だった街。大昔、岩場の洞穴に人々は住んでいたのだそうです。確かにこの岩場なら敵が攻め込んでもうまく身を守れそう。
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町のパン工房。逞しいおばちゃんが楽しそうに粉を練っています。
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練ったパン種は手前の二人一組のおばちゃんたちが手早く焼き上げます。目にもとまらぬ早業でパンを広げてもう一人に投げると、焼き役のおばちゃんは大きなしゃもじで受け止め素早く窯の内側にぺたっと張り付け、あっという間に焼き上げてテーブルの上に積み上げていました。
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大きな紙のようなパン。食べるときに適当な大きさに切って何でも好きな物を巻いて食べます。素朴な味ですが大好きになりました。
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途中、大きなクルミの木の下テーブルで、またアルメニア流のピクニックとなりました。樹の下に落ちている樫胡桃を拾ってみんなで食べました。樫胡桃は殻が脆いのでコツさえつかめば手で割れます。ピクニックをした場所のすぐ脇にはおしゃれなカフェが。アルメニアでは黄色くなるモミジが多いのですがお店の庭には綺麗な赤色の蔦が。雨に打たれていっそう色鮮やかでした。
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そしてついに5000年前、もしくは6000年前のワイン醸造の遺跡到着!2011年に発見されたのだとか。柵の装飾がすてき!
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発見されたのは岩場の洞窟の奥深く。
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この奥ですか。発見した人は勇気があるなあ、なにか言い伝えでもあったのかしら。
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入り口から見るといかにとんでもない岩場かお分かりいただけるかと。
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鍾乳洞の中みたいにくねくねとした中をしばらく歩く。こんなところで本当にワインを作っていたんですかね?禁酒法でもあったわけでもなかろうに。やっと遺跡にたどり着くと先頭を歩いていた管理人のおじいさんが説明を開始。
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アルメニアは大きな壺を地面に埋めてワインを醸造するのだそうです。大昔からそうしてたんですね。奥にも遺跡はありそうでしたが見せてもらえるのはここまで。
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洞窟を出て、改めて洞窟のあった岩山を撮る。ここの人達は岩山と共に生活してきたんだなあ…。
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エレバンへの帰り道は日本人達はほぼ爆睡。アルメニアの人達は、まだまだ陽気に楽しんでいます。途中の休憩で外に出ると雲が晴れはじめて光が射してきました。うっすらアララトも見えます。
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陽気で心暖かなアルメニア人アーチスト達との楽しい旅行でした。



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